この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
大切に使ってきた時計が壊れたとき、「どこにオーバーホールを依頼すればいいかわからない」と不安になったことはありませんか。
オーバーホールは時計を分解、部品を清掃し組み上げる、時計にとって大切なメンテナンスのことです
ネットで調べていると「白金堂」という修理専門店が見つけたけど、信頼できるのか、利用した人の声を聞いてから決めたいという方も多いはず。
今回は、実際に白金堂でオーバーホールを依頼した人にお話を伺い、リアルな体験談で修理の満足度や感じたことを率直に語ってもらいました。
約7年間愛用していた時計は、動いてもすぐに止まってしまう不調から、オーバーホールに踏み切ったそうです。
この記事を読めば、白金堂を実際に使ってみた人のリアルな感想が分かるので、これからオーバーホールを検討している方にとって、修理店選びの参考になるはず。
なお、白金堂は修理品質にも定評がありますが、今回の体験談では「キャンセル料がかかるのがイマイチ」という声も。

ちなみに、数ある修理店を見た中で、技術の高さ・職人の熱意を感じたのが『リぺスタ』でした
元ロレックス技術者も在籍しており、クオリティの高い修理です。
ぜひ、白金堂と比較する一つの選択肢として「リぺスタ」もチェックしてみてください。

約7年前に購入して以来、ずっと愛用してきたTAG Heuer Aquaracer Calibre 5。
スポーツにも仕事にも使える万能な一本で、いつも使うお気に入りの時計でした。
ある日、気づくと腕につけていても動いていない。軽く振れば動き出すものの、すぐ止まってしまう…。
最初は軽いショックでしたが、「これはもうオーバーホールが必要だ」と覚悟を決めました。ただ、初めてということもあって「どこに預ければいいのか本当に分からない」。
実は白金堂にお願いする前に、地元の時計修理店に持ち込みましたが、メーカーに直接依頼したほうがいいと避けられてしまいました。
正規店も検討しましたが、費用が高額で納期も長い。困り果ててネットで調べていたところ見つけたのが白金堂という時計修理専門店でした。
老舗の宝石店が運営している信頼感と、一級時計技能士が在籍していること、さらに送料・見積り無料という安心感もあって、ここにお願いすることに決めました。
今回が初めてのメンテナンスだったので、正直ちょっと不安もありました。
でも実際には、申込みから時計が手元に戻ってくるまで、想像以上にカンタンでストレスフリー。流れとしてはこんな感じでした。
- フォームから見積り申込み
- 配送キットのお届け・梱包・発送
- 見積り・オーバーホール
- オーバーホール完了!時計の返送

白金堂の公式サイトから配送キットを申し込みます。
サイトのデザインはやや情報が多くてごちゃっとした印象ですが、オレンジ色の「見積り配送パックお申込みはこちら」というボタンがあるので、そこから申し込みフォームにアクセス可能です。

名前や住所、時計のブランド・モデル、気になる症状などを入力して送信すればOKです。難しい操作は一切なく、スマホからでもスムーズに申し込めました。
申し込みから数日で、白金堂から専用の配送キットが届きます。
中にはしっかりした段ボールと緩衝材がたっぷり。高級時計でも安心して送れる仕様です。
あとは時計を梱包して、近くのコンビニから発送。集荷の時間に縛られないのも、地味に嬉しいポイントでした。
時計が到着して数日後、白金堂から診断結果と見積もりの連絡が届きます。
料金はブランド別に細かく決まっているからわかりやすい。
劣化している部品や必要な作業も丁寧に教えてくれるので、納得したうえでお願いできます。
見積もりにOKを出すと、いよいよオーバーホール開始です。
オーバーホールはおよそ3〜4週間ほどで完了しました。
完了連絡が来たら、代金を支払い(クレジット・振込・コンビニ払いが選べます)、もとの配送キットに梱包されて返送されます。
久しぶりに手元に戻ってきた時計を箱から出す瞬間は、再会した感じ。
ピカピカになって、またしっかり時を刻み始めた愛機を見て、お願いしてよかったと感じました。
写真付きで詳しく紹介します。

正直なところ、「ちゃんと動いてくれさえすればいい」くらいの気持ちでオーバーホールをお願いしたのですが、戻ってきたタグホイヤーを見て、その考えはいい意味で裏切られました。
まず目に飛び込んできたのが、ケースやベゼルに蘇った光沢感。

使い込んだ年月が確かに刻まれていたはずなのに、手に取った瞬間、「あれ、こんなにきれいだったっけ?」と思うほどの仕上がりでした。
裏蓋やブレスの細かな部分まで丁寧にクリーニングされていて、新品のような凛とした表情を取り戻した姿に見惚れてしまいそうに。
そして精度も申し分なし。オーバーホール前は腕につけていてもすぐに止まってしまっていたのに、今ではしっかりとゼンマイが巻き上がり、静かに、力強く時を刻んでくれます。
機械式って生きてるんだなと、当たり前ですが改めて実感。
大げさかもしれませんが、この時計とまた新たな時間を刻んでいける気がして、嬉しくなりました。
初めてのオーバーホールでここまで満足できるとは思っていなかったので、白金堂にお願いして本当によかったと心から思います。


オーバーホールが完了し、最終的な請求金額は税込40,370円。正直、この仕上がりでこの価格なら、かなり良心的だと感じました。
正規店にお願いすれば倍近い金額になるうえに、納期も長め。時計修理に特化したお店に任せられるという安心感は、実際に体験してみると想像以上に大きいです。
しかも今回は早割で5%OFFになったほか、次回のオーバーホールが10%割引になるクーポンまで付いてきました。またお願いしたくなる仕組みがあるのも、長く使い続ける人にとっては嬉しかったです。
タグホイヤーのオーバーホールを通して、結果的には大満足です。
他の修理店でオーバーホールを依頼したことがないため比較が来ませんが、個人的に白金堂のよかった点、気になる点をまとめました。
見積りを見てからオーバーホール依頼の判断ができる点はよかったです。
噂によると、粗悪なほかの修理店では見積りだけ確認しようとしたら勝手にオーバーホールを始められて料金を請求された、なんて聞きます。
時計修理なんて普段生活していてなじみがないから、言いなりになって払ってしまいますが、白金堂はもちろんそんなことはありません。
しっかり見積りを見てから修理する・しないを決められるのは安心感がありました。
正規メーカーでは10万円くらいもしますが、白金堂では5万円以下と破格の値段。
オーバーホールの品質も素人目ですが、十分納得のいく水準。わざわざ正規店でお願いしなくても、予算が限られているなら十分価値に見合った修理サービスですよ。
公式サイトのフォームから見積りを申し込んだ場合、見積から10日以内にオーバーホールを発注すると早期割引で5%安くなるのも助かりました。
唯一不満な点は、キャンセル料金が発生する点です。
オーバーホールする気満々だったので大丈夫でしたが、オーバーホールの見積りを断った場合はキャンセル料3,000円がかかります。
オーバーホール基本料金のみでキャンセルの際は、点検キャンセル料 3,000円(税抜)がかかります。(白金堂より)
当初見積もりを依頼したときは気づきませんでしたが、後から気づいて内心ドキドキしていました。公式サイトの料金表で5万円以内でできると思っていたので、高い見積りが来たらどうしようと不安でした。
今回は、タグホイヤーのアクアレーサーを白金堂でオーバーホールした人を取材し、体験談や評判を紹介しました。